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執筆者の写真nobuhiro nagai

持つべきものは良き友である

この週末は神戸ポートアイランドゴルフ倶楽部の12月度レッスン会でした。今回はスタジオでの個人レッスン枠にキャンセルが出た関係で、急遽練習場打席での10分無料ワンポイントレッスン会を開催し、6名の方に私のレッスンを受講して頂きました。 こういう短時間でのワンポイントは、ゴルフコーチにはとてもいいOJTとなります。受講される方のゴルフスイングを見ながら、限られた時間の中で出来る最高のオペレーションを自分の中でイメージしてレッスンを始めますが、やりながらの変化や反応を見ながら、10分間の中での最高到達点へ導いてゴールを迎える事が出来るか?という私の中での勝負をしている訳です。


昨日の6名10分ワンポイントレッスンでは、最新ノウハウから、もうずっとやっている定番的手法を駆使して、何とか6つの勝負全てで勝ちを収める事が出来た様に思います。 またポートアイランドゴルフ倶楽部では、キャンセルなどで空き時間が出た場合は、無料ワンポイントレッスン体験会を開催してくれると思いますので、私もそれに備えて、いろいろなパターンの指導法を構築しておきたいと思います。 さて、現代型と定義したハンマー型ゴルフスイングですが、やはりレッスンの現場での化学反応が止まりません…! 12/7のゼクシオイレブン&ゼクシオエックス発売を記念してアップした扇子の舞ですが、ホント、この扇子はゴルフスイングの三次元的な動きを教えてくれます。 レッスンの現場で長らく使っていたPINGの扇子がボロボロになったので、今は10月に行われた新ゼクシオの発表会で頂いたXXIOの扇子をレッスンで使っていますが、この扇子の方が半径が長くて2本の親骨が開く角度も大きい(ほぼ180度)です。 テークバックの頂点から、ピボットを切り返してダウンスイングに向かう訳ですが、この時に自分から遠い方の親骨(クラブ)はプレーンの方に向かい、自分に近い方の親骨(左腕)は左へ踏み込んでいくという動きの組み合わせを扇子で現します。 XXIOの新しい扇子は親骨が開く角度が大きいので、その掛け合いをよりダイナミックに表現できるなと感じていましたが、それにハンマー型の新しい概念である「2部屋での仕事」をあわせたら、しばらく前にジャスティン・ローズがやっていてシャロ―スイングイドリルみたいにな化学反応が起きました! 12/8 ポートアイランドゴルフ倶楽部レッスンスタジオにて シャロ―スイング的動作 ジャスティン・ローズのそれは、完全なイメージドリルで、実際のスイングとしての流れはありませんでしたが、一応私の動画の最後のショットは、テークバックの頂点からダウンスイング以降の流れはゴルフスイングとして成立していると感じます。 この差が「2部屋での仕事」or「1部屋での仕事」の違いです。 この2部屋感、昨日おとといのレッスンで、ちゃんと生徒さんに伝わっていて、 「クラブをずっと置いてくる感じですね!」 「ミスの時は1部屋で打とうとしているのが分かる!」 「こんなに身体が楽に回ったのは初めて!」 などの感想が出てきています。 今回の化学反応は「頂点からプレーン方向に自分から遠い方の親骨(クラブ)を大きく開いていく」と「2部屋での仕事」によるモノ。私は股関節が硬いので、そこがもっと動けば、ほぼ水面振りくらいのシャロ―スイングが出来ると感じています。 こんな感じで、飽くなき探求の旅は、最近加速していますので、ブログの方が追い付けていません…。


さて、ハンマー型スイングの節を説明して来ていますが、4プラス1の節のうち、クラブの中に2つ。そして前回、やっと身体の中に入って来て肘が節となりました。 節はいわゆる支点。スイングの支点を身体の外に作るというのが、生徒さんからはどうにもイメージし難いという声を受けて、節が身体の中に入って来ての第2回目。 その身体の中の節のふたつ目に当たるのは肩甲骨です。 身体の機能から見れば、節となるのは間接。となると肘の上にあるのは肩ですが、腕の付け根として見るなら肩甲骨です。 キーワードは、 「左に見て始まって右で終わる(打つ)」 です。 先ず、始動で体幹が右を向いた時に、右腕全体が内旋で入ります。そのまま右腕の内旋を保ったままテークバックの頂点を迎えます。 頂点から、身体のピボットが変わり左へと踏みかえますので、体幹は左向きに切り替わります。その時に右肩甲骨を節(支点)とすると、左を向く体幹に対して、右腕は背中側に下りて行かねばです。節に対しての逆動作を行うのが節の原則。右肩甲骨から見て右腕は右に見たままインパクトへ向かわねばです。 この右肩甲骨を節とするゴルフスイングは、背中側にクラブ預ける様な感覚となり、体幹と腕とクラブを切り離してくれて、体幹の動きもムチ・振り子型の「身体の中に軸や支点を作る」時の動きとあきらかに変わって行きます。

(順番がさかさまでした…) この辺りが、次回のテーマですね。 2019年10月 右肩甲骨を節とする動画 ディズニーシーから帰って来て、肘に始まり肩甲骨と節が身体の中入った頃、日頃レッスンを行っている高田馬場ゴルファーレで、ゴルファーレヘッドプロの澤田繁典コーチと空き時間に情報交換のディスカッションを行いました。 私がスイングの節を作っていて、それが身体の外にあるというのが生徒さんから不評で、いろいろ考えてやっと身体の中に節が入って来たところだと話すと、澤田さんから素晴らしいアドバイスを頂きました。 「最近、高岡英夫の本を読んだら、腕と肩甲骨は体幹の外だと定義していましたよ!体幹は肋骨だけみたいです。」 やはり持つべきものは良き友です。流石は日頃からゴルフ界の外にまでアンテナを張って勉強している澤田コーチ(元プロサッカー選手)、絶妙のスルーパスとはこの事ですね。 という事で、ハンマー型スイングの節、 ①バランスポイント…ヘッドのコントロール ②シャフトラベル、シャフトロゴ…体幹とクラブの入れ替え ③肘…始動の右前腕内旋がコツ / マシュー・ウルフの極意⁈ ④肩甲骨…背中にクラブを預ける / マキロイの極意⁈ と4つの説明が終わりました。 これに最近、ひとつ加わりました。手首です。これも腕の関節ですね。 ハンマー型とムチ・振り子型における体幹の動きの違いなどと併せて、また続けて行きたいと思います。


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