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執筆者の写真nobuhiro nagai

「笑いながら怒る人」と「スマイリング・アサシン」は同じなのか?今夜、ゆっくり確認したいです!

今日は10時から東銀座のレッツゴルフにて、月刊ゴルフ用品界1月号の試打取材がありました。 来春にはテーラーメイドとキャロウェイの新作ドライバーが発表になる見込みで、その大手二社の動向を踏まえながら、他メーカーも新作を用意しているそうで、今日はそのドライバーのひとつを打ちました。 ドライバーだけでなく、アイアインにボールもあわせての発表となり、それらを組み合わせての試打は、それなりに違いがちゃんと出て、とても面白かったです。 やはり各メーカーさんとも、ホント素晴らしい技術力があり、市場には「いいクラブ」「いいボール」しかないと感じます。 その中で、自分に合ったモノが選べるか?が大切となりますが、わりと最近はターゲットがハッキリしている商品が多いと感じているので、その見立てが重要です。 また、それを調和のとれた14本というワンチームにまとめあげるのも、なかなか難しいと思います。 この問題を解決するべく、クラブ診断的な新しいサービスを、奈良グレージさんとのコラボで始めるべく、現在準備をおこなっています。 このコロナ禍の時代にもマッチした、なかなか面白いサービスだと思うので、是非、いい内容に仕上げて、多くの悩めるアマチュアゴルファーの方々のお役に立てるように、動かしていきたいと思います。 ゴルフ用品界さんの試打のあとは、そのままレッツゴルフでのレッスンでした。今日は、知り合いのご紹介で、新しい生徒さんがレッスンを受けにきてくださいました。 YouTubeチャンネルでもご紹介したように、最近のレッスンは、映像でのスイングチェックの後、オリジナルの練習器具を使いながら、先ほど映像で見た自分のスイングの仕組みを実際に感じるとことからスタートします。 そして、それを理解してから、動きの仕組みを変えていくのですが、結果的には真逆の動きとなることが多いです。 普通、レッスンで真逆の動きに変えると、違和感だらけとなって全く当たらなくなることが多いか?と思います。 でも、オリジナルの練習器具を使って仕組みを理解するのと、マッスルメモリー的な感覚のダブルで働きかけるので、意外とスンナリ当たるモノです。 その際のスイング動画を見て頂くと、 「いいですね~!」 と、自画自賛の言葉が出ることが多いです。 今日の新しい生徒さんも、 「今まで、こうやらなければいけないのは分かっていたのですが、どうも違和感があってやりきれなかったですが、今日のこの感覚なら、できそうな気がします!」 と仰って帰られました。 明後日にラウンドの予定があるとのことでしたので、いい結果が出ることを祈ります。 さて、いよいよ今夜は一晩伸びての全米女子オープン最終ラウンド。 昨夜、軽めに私の渋野日向子論をアップしましたが、今日も何人かの方と、その件について話しました。 まあ、ゴルフは急激に上手くなるわけではないので、もともと渋野さんはとても上手かったんだと思います。 ただ、あのおおらかな性格ですから、勝負の場における闘争心や競争心にハングリー精神

、相手を打ちのめす心の強さなどが、技術面とバランスが取れずに、試合でいいパフォーマンスが発揮できないという部分があるのでは?と考えています。 キャリアを見ると、プロテストも二度目の合格とあるし、同世代の中では、やや後塵を拝していたタイプだと思います。 しかめっ面をしながら試合をするタイプのツアー選手や、パフォーマンス的に自らのオーラをアピールする選手もいます。いわゆる気持ちから入るタイプですね。 渋野さんはニコニコ笑いながら試合を重ねる中で、時間をかけながら、この内なる心の高ぶりを醸成していくタイプなんだと思います。 それと、これは大切なことですが、 「どのステージでゴルフをするか?」 というのがあります。 例えば、「70」というスコアをマークしても、それが仲間内のコンペなのか?シニアオープンの予選会なのか?JGTOツアーなのか?USPGAツアーなのか?マスターズなのか?で、その評価が変わります。 渋野さんは、この「ステージ」関係なしに、どこでも笑いながら自分なりのプレーができるという、強みがあると思います。 これは、戦う相手はイヤだと思います。これぞ、まさに「スマイリング・アサシン」。竹中直人の「笑いながら怒る人」を思い出しました。 また、全英女子オープンの時と違って、今回はアメリカ本土のテキサスですから、日本人に対する現地の感情がやや違うと思います。 そういう意味では、無観客試合というのも、渋野さんにはプラス要素になっている気がします。 リーダーボードを見ても上位は混戦ではなく、昨日の中止による肉体的なリカバリーはもちろんプラスですから、何となく、マイナス要素が見当たらない感があります。 もし、このまま優勝するならば、2019年の全英女子オープン制覇からの2020年全米女子オープン優勝と、ゴルフ史に残る大きな偉業となるのは間違いありません。 いやいや、明日の朝までには結果が出ているかと思うと、ワクワクというよりドキドキしますね。 唯一、気になるのが、昨日も書きましたが、ドライバーとアイアンの繋がり。 コースセッティングがシビアなのは間違いないので、ひとつのミスで大きくスコアを落とすリスクはあります。 アイアンショットのミスが、引き金となるような展開にならないように祈るのみです。 渋野さんのスイングの特長といわれるトップ位置でのシャットフェース。フェース面が空を向くということは、あのG425ドライバーの重いタングステンウエイトが真下に位置するわけです。 そのトップ位置でフェースの真下にある25グラムのタングステンウエイトを、左リストの掌屈を経由して体幹で引っ張って起こしてきて、スクエアにインパクトするのが、渋野さんがやっていること。 このやり取りを綱引きに例えるならば、渋野さんが引っ張り合いをする相手となるG425 ドライバーのヘッドは、かなり重くて手強い相手ですが、アイアンヘッドはそこまで強い相手ではありません。 この微調整が上手く機能するか?がやや不安材料に感じます。 そういう意味では、風や雨などの難コンディションの方が、自制心を持ちながらプレーするので、プラス要素かもしれません。快晴無風でイケイケモードの方が、不意のミスとかが出てしまう気がします。 まあ、いろいろと心配しても、もう3時間後にはスタートです。 あまりに大きな出来事過ぎて、ちょっと受けとめることができるか?心配ですが、渋野さんには頑張ってもらいたいと思います。 今夜のメニューは、小かぶと牛バラに厚揚げの煮物。寒い夜にはピッタリの一品です。



全米女子オープンをTV観戦しなければなので、飲み過ぎなように注意します。 そういえば、おかげさまでYouTubeチャンネルは、無事、ローンチできました。出足はまずまず順調に感じます。 第二弾は「CG2タッチャブル」の掘り下げをやる予定ですが、娘から借りたコレを使って、分かりやすい動画になるよう、内容を練りたいと思います。





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